2012年04月30日

ほんの少し、見た目が変わりました

何も書かないまま、1年の3分の1が終了?

たまには何か書いておかなきゃなと思い、最近変化があったことを。


3/30(金)
有給休暇を取ったのだが、それは正味15分、往復の時間を入れても1時間かからない用事のために。
たくさん余ってるから、用事がある時は思い切って使わなきゃもったいないしね。

で、どんな用事だったかというと、手術。
文字にすると大袈裟な表現になってしまうが、手術、って事になる。
病院の診療明細には間違いなく「手術」の項目として書かれているんだから、間違いない。
どんな手術をしたかというと、「口唇腫瘍摘出術」だ。
哀生龍と会ったことがある人は、哀生龍の顔を思い出してもらいたい。
唇に結構目立つサイズの黒子があったのだが、それを取ったのだ。
黒子も良性腫瘍の一種だから、腫瘍摘出って表現になる。

家族には「今更美容整形?」と言われたが、目的は美容整形じゃない。
それこそ、この歳になって“今更”美容整形しようなんて考えもしないよ。
歳と共に徐々に徐々に成長してきた黒子に、半年ぐらい前にちょっと気になる変化があった。
黒子は癌化することもあると言われているから、念のため、いつかは皮膚科で見てもらおうと思っていたのだ。
たまたま、自宅の隣の駅からすぐの場所に、皮膚科と外科と泌尿器科をメインとする病院があることを知り、マスクをしていても可笑しくない花粉症が猛威を振るうこの時期に診察してもらった。
癌化する可能性が有るとも無いとも見ただけでは判別がつかない状況だったので、病理組織顕微鏡検査をしてもらうことにした。
組織の一部を取って検査をしてもらうって意味だが、黒子の一部を取るなら全部取る方が今後の心配もないしってことで、哀生龍が病院に行く前に想定していた流れになったわけだ。
美容整形目的だと保険が使えないが、今回は保険が使える手術と検査だから、両方併せておよそ15,000円。

もしかすると、美容整形だと縫い方とかがもっと丁寧で目立たない仕上がりになるのかもしれないが、哀生龍はそこまで望んでいないから、どんな手術になって傷痕がどうなるか確認しただけで、それ以上の希望は出さなかった。
黒子を完全に取り除く。
場所が、唇と唇の上の皮膚にまたがる部分だから、皮膚の方に少し縫った痕が残るとの事だが、黒子の目立ち具合に比べたらどうってことはない。
もともと目立つ黒子があることも嫌じゃなかったし。
あくまでも、皮膚癌にならないための処置だし。

手術時間は、麻酔も入れておよそ15分。 ぐらいだったと思う。
自分では痛みに割と強い方だと思っているし、手術と言う言葉にわくわくしてしまう所もある。
身体から取り除いたものを病理検査に出したのは、今回を入れて3回。
必要以上に、結果が出る前から不安にならないようにしている。 哀生龍の感覚で言えば、通知表をもらう時の気持ちに似ている。
不安に思うよりも、検査の結果それの正体が分かることの方が興味深くて楽しみだったりする。

歯医者のと同じ種類の麻酔を、唇に数箇所注射。
身体の手術と同じように、手術場所だけ開いている緑色のラバーシートを顔に掛けられる。
シートはやや重く、唇の手術だから手の位置によっては鼻が押さえられてしまい、途中からは口で呼吸していた。
途中で「大丈夫ですか?」と声を掛けられたが、哀生龍はこういうのも案外大丈夫。 ある程度の状況までは、意識的に深呼吸を繰り返してパニックにならないように、ドキドキをコントロールできるから。
閉所恐怖症や暗所恐怖症の人は、あらかじめ伝えておいた方がいいかもしれない。
哀生龍の場合は、後で抜糸するタイプの黒い糸で縫われた。
やはりマスクをしていても違和感の無い時期を選んで、大正解!
チリチリと音がしていたから、止血のために少しレーザーで焼いたのかもしれないが、切除そのものは普通にメスだったようだ。
黒子のサイズや深さや位置によっては、レーザーでの処理も可能。

午後の手術で、夕食はもう問題なく食べられ、夜の洗顔もOK。
抜糸は一週間後。
抜糸後、取り残されてしまった5mm程度の糸が2本あったが、1本はすぐに気付いてその晩に自分で取り、もう1本は抜糸後数日して気付いたから病院で取ってもらった。
良くあることなのかどうかは知らないが、少しでも気になることがあったら遠慮なく病院に行くようにしているから、哀生龍的にはこれぐらいのことは問題無し。
傷痕の赤みや膨らみがほとんど目立たなくなるまでには半年ぐらいかかるようだが、想定内。
コンシーラーのような化粧品で、目立たなくカバーしても大丈夫だと言われた。
それから、日焼けしないように、日焼け止めを塗ったりマスクしたりすることも勧められた。

黒い糸が目立つ期間は、会社での食事の時間だけ小さなバンドエイドでカバー。
それ以外の時間は、花粉症と言うこともあってずっとマスクをしていた。
4月後半近くまで、ヒノキの花粉症もあるので当たり前のようにマスクをしていたが、マスクを使わなくなっても誰からも指摘されない。
気付かないのか気付いていても遠慮しているのか、その点については誰にも訊いていないから分からないのだが、誰一人として黒子を取ったことに言及しない。
誰も触れてくれないと、美容整形じゃないんだと説明するチャンスも無い(苦笑) 自分から話題に出して説明するのは、言い訳がましくなるから嫌だし。

そんな訳で、黒子を取ってから1ヶ月、まるで元から無かったかのように日々が過ぎていっている(笑)

そうそう、病理検査の結果は、癌の恐れ無しという事だった。
今は取らなくても良かったってことだが、将来的に変化する可能性が残されて気にし続けることを思えば、この機会に取ってしまったの正解だったと、自分では肯定的に捉えている。

黒子が癌化するかしないかは、色々意見が分かれているようだから、心配し過ぎる必要は無いと思う。
しかし気になるのなら、悩んでる間に病院にいってしまうのが得策じゃないかな?
posted by 哀生龍 at 00:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

2012年幕開け

幕開けしてもう数日が経ちましたが・・・

今年も変わり映えのしない、更新も停滞しがちな日常日記になるとは思いますが、たまに何か記事がアップされるかもしれませんの、その時は宜しくお願いします!

さて本年第一弾は、お待ちかねのNOBさんからのプレートです!
毎回哀生龍が好きな俳優さんで作って下さるのですが、その画像のチョイスが一癖あって楽しいのですよ。
カッコ良く決めた良く見るような澄まし顔ではなく・・・

今回は、弾けたレナーがやってきました!!

NOBさんより 2012年賀状

NOBさん、いつもどうもありがとうございます♪
posted by 哀生龍 at 21:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

今年もありがとう&来年も宜しく


龍バナー

龍素材左
ほとんど更新せずに1年が経ってしまった。
ちょっとした呟きはTwitterでするようになったから、特に・・・
Twitterで呟くのもけっこう慣れが必要だったけどね。
ボソッと思ったまま思ったときに呟くことができず、やたら文字数が多くなったり、呟く前に頭の中で文章を整理していたり。 全然、呟きじゃない(苦笑)
相変わらず携帯等を持っていないから、PCの前に座ってTwitterに入力、という行為を行わなきゃならないから、特にそうなのかも?
地震の時は、連絡を取り合うのにあったほうが便利だとは思ったけれど、思うだけで購入するという気持ちにまではならなかった。
だから未だに持っていないし、大して困っていない。
龍素材右
ところで来年の干支は辰。
HNに“龍”の文字の入っている哀生龍なので、2012年1年間はブログに龍素材を盛り込もうかとチラッと考えてみた。
辰・龍・タツノオトシゴ・ドラゴン・・・
哀生龍好みの素材が色々あるだろうと思ったけれど、なかなかこれといったものが見つからなかったな。
素材としてはとても良くても、微妙に好みと違っていたり。
と言う理由と、そもそもテンプレートを弄ったり綺麗にレイアウトしたりと言う作業が面倒で、素材探しだけで終了してしまった(苦笑)
きっと来年も、思いついても実行しないことが山ほどあるんだろうな。
しかし、更新頻度はもう少し何とか・・・・

今年一年どうも有り難うございました。
また来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

龍バナー
posted by 哀生龍 at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

ありがとう!

本日で、○○歳になりました。
ガキっぽさは変わらず、歳だけ食っていてます(苦笑)

こんな哀生龍の誕生日を色んな形で祝ってくださった皆さん、ありがとうございます!!!
NOBさんからは、また素敵なプレートを頂きました。
ありがとう!!

なんて洒落たスーツなんだろう・・・(爆)

NOBさんより 誕生日2011
posted by 哀生龍 at 21:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月18日

9年目に突入

I am invincible !」を2003.7.18に無料ウェブ日記でブログ形式の日記を書き始めてから、丸8年。
この1年ぐらいは気力低迷で、震災の後はしばらく休んでしまったりもしましたが、ほぼ通常に戻りつつあります。
まだ週末は更新しないことが多いですが。
そのうち更新するようになるか、このままのペースで行くか、自分でも不明です(^^ゞ

続けて来られたのは、哀生龍好みの素敵な作品がまだまだたくさんあることと、読みに来てくれる皆さんがいることと、言葉を交わせる友達がいてくれたから。

これからもどうぞよろしくお願いします!!


そして、今回もまたNOBさんから素敵なプレートを頂きました!!
いつもどうもありがとう♪♪
NOBさんのサイトはMIXJUICEです。

NOBさんより 8thanniversary
posted by 哀生龍 at 10:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月05日

プレートを頂きました!

NOBさんから、7周年のお祝いプレートを頂きました。
いつも素敵なプレートをありがとうございます!!

NOBさんより HP7周年
↑クリックすると大きくなります。

ひと目で全員の名前、分かりますか?(笑)


ちなみに・・・
サイト「Rin's CATCHALL」&日記用のブログ「So what?」の正式オープンは2004.6.1
(動作確認としての仮オープン:2004.5.25)

よく続いてるなぁ・・・



最後に、もう1度お知らせ。
8年目に入ったのでTwitter始めました。
下のアイコンをクリック!

フォロー/リムーブ(アンフォロー)、覗いてみるだけ・・・
お気軽にどうぞ!
posted by 哀生龍 at 09:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月02日

6月1日を過ぎたので・・・

2004年にサイト風にしてから、今年で・・・

ここ2ヶ月ぐらい更新が滞り、このままブログを書くのをやめちゃおうかなぁ〜と後ろ向きになった時期もあったけれど、もう少し続けてみようと思います。

この日常日記もほとんど更新しないので、この機会にTwitterで呟いて日記代わりにしていようかと思い立ち、アカウントを取ってみました。
ここです。

もし良かったら、覗いてみてやってください。
映画と俳優とキャラ関係の呟きがメインだと思いますが。
posted by 哀生龍 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月16日

次回チャットのお知らせ

皆様お久し振りでございます。

“o( ̄‐ ̄*) ゲンキゲンキ!!です。

ブログの更新が停滞してますが、これと言った理由はありません。
心身ともに元気ですし、仕事とか生活時間帯が変わったわけでもないんですが・・・
5/25からは、また毎日更新に戻したいと思ってます。(出来れば・・・)

まずはその前哨戦として、久々にチャットをしようかなと思います!

5/20(金)
22:00 〜 24:00

入り口⇒こちら
(開催時間以外は暗証番号を要求され、入れなくなっています)


いつも通り、映画や俳優さん(日本&アジアを除く)の話題を中心に、気楽にお喋りしたいと思ってます。



時間内の出入りは自由ですので、5分でも10分でも顔を出して頂けると嬉しいです!
posted by 哀生龍 at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月17日

再開予定

3/19(土)から、映画感想ブログを復活しようと思う!

固定電話や公衆電話を使ったり・PCを立ち上げたり・TVをつけたりしないと、哀生龍はニュースを見聞きしたり誰かと連絡を取り合ったり近況を発信することが出来ない。
便利なツールや災害情報は、モバイルツールを持っていない哀生龍にはあまり役に立たない。
節電しようとPCやTVを落としてると、孤立してしまってる気分。
でも、関東圏ではあるが、我が家はほぼ影響を受けていない。
被災地の方々や停電等が多発する地域の方々のことを思えば、ニュースを見聞きして暗くなり悲嘆してばかりなのは、ただの憐憫の情。

そろそろ好きなものを見聞きし、ブログを書き、楽しいことを考えるようにしようと思う。
もちろん節電には努めるしある程度の準備はするが、不安からの必要以上の買い置きなどはしないように、なるべく現状の明るい面に目を向けよう。

被害が少ない地域の自分が元気を出さなくて、どうする?!
大変な人が日本のあちこちにいるのに笑っちゃいけない、ってことは無い。
“笑い”はストレスに打ち勝つ活力になる。
本当に必要な人に医薬品や物資を回すには、元気なはずの我々がストレスや弱気から病気になっちゃいけない。


こんな時に哀生龍のブログを読みに来てくれる人は、現状の不安から一時目を背け気分転換を求めてる人たちかもしれない。
くだらないB級映画のあらすじでも読んで、笑いのパワーを補給しようとしているのかもしれない。
そう自分に言い聞かせて、いつもの通り、見たい作品を見て思ったままの感想を書こうと思う。
少しでも、元気を分けて上げられるように。

当分映画館には行けないかもしれないけれど、ケーブルTVが見られるから何とかなるかな?
見たい新作映画も色々あるけれど、映画館そのものが休館していたりもするし。

哀生龍は元気です。
こんなことを書いてるけれど、精神面もまだまだ余裕です。
余震に負けずにちゃんと寝てます。
そろそろ卵や牛乳が欲しくなってるけれど、白米さえあれば哀生龍は大丈夫。


哀生龍に出来ることは、少しの募金と、少しの節電と、少しの節制と、ブログを更新することぐらいしかないからさ。
posted by 哀生龍 at 12:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

地震

映画感想ブログを休む代わりに、こちらを更新しておこうと思う。

我が家は全員無事。 家財も無事。
心配してくださった皆様、ありがとうございます。
震源地近くの皆様の被災状況を思えば、何も無かったにも等しい我が家です。
本当に幸運でした。

甚大なる被害を被っている皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
一刻でも早く家族と再会を果たし、一日でも早く地震・津波等の不安から解放される事を、お祈り申し上げます。



一応、哀生龍がどんな状況だったか、書き残しておこう。

(金)地震発生時。
都内在住で、昼間である事から家族はばらばらだった。
哀生龍は丁度来客を会社の玄関で見送った直後に“あれ? めまい?”と思い、すぐ横にあったリースしている水槽に掴まった。
あれよあれよという間に揺れは大きくなり、水槽の水は大きく波打ち、他の社員たちと共に外に出て様子を見た。
正直、地震その物の揺れには恐怖を感じなかった。 建物の外に出るのも、焦らずゆっくりと歩いていった。
周期の長い大きな揺れで、平衡感覚を失いそうにはなったが立っていられたし、突然何かが崩れたり倒れたり割れたりという事も無かったから、大きな揺れだけれど大地震という現実感が乏しかった。
最寄り駅まで5分、すぐ傍に線路の高架、その先は川の堤防、そんな立地。
社屋は2階建てで、古い建物と新しい建物が繋がっている。
少し書類が崩れたり、ビーカーが2,3損傷した程度で、目立った被害はなかった。

すぐに会社の固定電話から家の固定電話に掛けてみると、運良く上の子が家にいた。
心配した食器や窓ガラスが割れることも無く、本棚もDVD棚も雪崩れず、ほぼ問題無し。
子供は夜から友人たちと旅行に行く予定だったが、それはどう頑張っても無理。
だから家にいるようにと言っておいた。 マンション全体で避難するようだったら従うように、とも言っておいた。 自宅と連絡が通じたのはこの1回だけだった。
下の子は翌日(土)の卒業式の予行演習で、学校にいるはず。
連絡が取れないのが心配だが、歩いて帰れる距離だ。 高速道路の高架下を通り抜けなければならないのは心配だが、今のところ道路が崩れたという情報はない。
信じて待つだけ。
そしてパートナー。
同じ会社に勤務しているが、たまたま都内の取引先を訪問中。
携帯にはつながらないし、一緒に行っている営業とも連絡が取れない。
千葉県の実家にも連絡が取れない。
大きな地震が来たということより、家族と連絡が取れないことのほうが不安で恐かった。

恐らく15時半〜16時ごろ。
暫く駐車場に非難して様子を見たが、余震も続く事から、まずは近隣から来ている子供のいるパートさんを帰す。
その後も、徒歩で帰れる人で希望者は帰宅してもらった。
歩くには遠い、歩けないことは無いけど橋を1つ2つ越えなければならないし1人暮らしだからみんなといる方が安心、という従業員たちは“食堂”と呼んでいる部屋に集まった。 そこでTVを見る。
各自携帯等で誰かと連絡を取り合おうとするが、滅多に繋がらない。 メールも同様。
会社のメールやネット用のサーバーは止まっていて、無線が使えるノートPCも、繋がったり途切れたりのようだ。
管理部(いわゆる総務)が、15〜20人程度は食堂に泊まる事になるだろうと想定し、飲み物や軽食を買いに行ってくれた。
対応が早かったのが良かったのだろう。 とりあえず夕食に最低おむすび1個は確保できた。
都内に出ていた社用車が、5時間ぐらいかかって戻って来た。
同じ方向に帰る電車で1時間ちょっとの2人のパートさんは、車で送ってあげられないことはないが何時間かかるか分からないと言われ、暫く様子を見ることに。
哀生龍も家も彼女たちの近くだから、一緒に行動するつもりだと伝えた。

18時を過ぎても、哀生龍は誰とも連絡が取れない。
徐々に携帯で連絡が取れる確率が増えているようだが、哀生龍自身は携帯を持っていない。
何度か固定電話から自宅、家族の携帯、実家にかけているがどこにも繋がらない。
パートナーの実家が北海道だから、義姉にかけてやっと身内の声を聞くことが出来た。
パートナーも、そっちに“無事”とだけメールを送ったようだ。
義姉に哀生龍の現状を伝え、もし家族に連絡が取れたらと伝言を頼んだ。
都内の状況は数ヶ所の火事が報じられただけだから、きっと大丈夫だろうと信じるしかない。
不安を隠し平静を装うとすると、逆に変に明るいテンションになってしまう。

栃木にあるメイン工場の状況が入ってきた。
怪我人等が誰1人いなかったのは、不幸中の幸い。
正直、建物の被害は我が社の中で1番深刻。
1,2ヶ月は業務停止になってしまうかもしれない。 仕掛かり中の製品も、納品できないだろう。
金銭的被害、もっと言えば我々従業員の収入にどんな影響が出るのか、今は考えたくない。
こんな時、同じ会社に勤務してる夫婦は辛い。

19時ごろ。
栃木から通っていて実家が哀生龍と2人のパートさんの近隣の社員が、たまたま栃木の工場から来ていたもう1人の社員と栃木まで帰るからと、レンタカーを借りてきた。
哀生龍とそのパートさん2人も、乗せてもらえることになった。
5,6時間かかることを覚悟して、もう1度そのことを義姉に電話で伝えてから出発。
電車が動かず帰れる見通しの無い従業員たちには申し訳なかったが、未成年の子供と連絡が取れない哀生龍としては、遠慮せずに先に帰路につかせてもらった。
運良く3時間程度で辿り着いた。

カーナビが生きていて渋滞情報も確認できたし、ラジオでニュースも聞けたから、心強かった。
歩道は徒歩で家を目指す人々で一杯だった。
タイトなスーツにハイヒールの女性や、卒業式だったのだろう着物姿の女性は、本当に大変だと思う。
それでも結構なスピードで歩き、きちんと信号待ちをしている。 喚いたり怒鳴ったりする声は聞こえない。
タクシー待ちの列も、バス待ちの列も、長く伸びていても静かだった。
この生真面目さが日本人だなと思う。 パニックを起こし他人を掻き分けていこうとする人がいたら、将棋倒しになったり車道に押し出されて事故に遭ったりする危険がある。
渋滞する車の間を縫って走る自転車が、1番危険だった。

22時過ぎに、帰宅。
2人の子供もいたし、パートナーも直前に帰りついたところだったようだ。
パートナーは結構な距離を歩き、最後の6,7駅分ぐらいを、やっと動き出した電車に乗ったそうだ。
義姉に無事を伝え、実家ともやっと連絡が取れた。
やっと安堵の息がつけた。
関東全域でも停電等があちこちで起きている中、我が家は電気もガスも水も使える状況で、余震にだけ耐えれば良かった。

電気もガスも水も止まったら、カップ麺も冷凍食品も“食べて食べられない事はないが・・・”ということになる。
常温保存が出来そのまま食べられる食品は、本当に備蓄する必要があるんだなと実感。
携帯もノートPCもその他モバイルツールを何も持っていない哀生龍は、TwitterもSkypeもニコ動も何もかも確認できないし書き込みも出来ない状態で、TVのニュースを見るのが精一杯。
何かツールは必要なんだろうなと思ったが、今慌てて買おうという気にもなっていない。

下の子の卒業式は、明日(月)に延期となった。
会社は欠勤させてもらおう。
posted by 哀生龍 at 11:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする