2016年03月06日

読み終わった本「火星の人〔新版〕(下)」

火星の人〔新版〕(下)
アンディ・ウィアー (著), 小野田和子 (翻訳)

(ハヤカワ文庫SF)

ラストのクライマックスシーン等、原作と映画では違う部分がもちろんあったが、この作品は小説も映画も両方楽しむことが出来た。
全くの架空の世界・架空の設定で書かれるSF小説も好きだが、リアルだと感じられるこんなSF小説も好きなんだよね。
その上、それ程小難しくは書かれていないから、頭も疲れなかったしね。




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2016年02月21日

読み終わった本「火星の人〔新版〕(上)」

火星の人〔新版〕(上)
アンディ・ウィアー (著), 小野田和子 (翻訳)

(ハヤカワ文庫SF)

映画を見る前に読む上手から読むか悩んだが、見てから読んだ。
映画に出てきた“指輪物語ネタのシーン”が原作にも出てくるのかどうなのかとても気になったから、見終わってすぐに買った。
ちゃんと出てきた(笑)
まさか、だからショーン・ビーンがキャスティングされたのか? と深読みしてみたり。
映画を見てから読んだため映像情報が頭に入っているから、余計に分かりやすく感じられて、とっても楽しく読めた。
“火星に独り”の主人公が語りログに書いたものがメインだから、適度に“主人公の本音や本当の心情”フィルターにかけられて、前向きな日々の記録となっている。
お陰で、深刻な状況であっても息苦しさをあまり感じずに読み勧められる。
難しい理論や化学反応等を分かりやすい実験で見せてくれる“でんじろう先生”のサイエンスショーみたいに、科学的な説明も分かりやすいが物足りなく感じることがなくて、次はどんな手を使って問題を解決してくれるんだろうとワクワクしてしまった。
下巻も楽しく読めるだろう!




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2016年02月14日

読み終わった本「神様の御用人 (5)」

神様の御用人 (5)
浅葉なつ (著)

(メディアワークス文庫)

珍しく正月休みに実家に行ったのだが、本好きの下の弟もこの「神様の御用人」シリーズを読んでいて驚いた。
ま、下の弟は神社仏閣の修復等を仕事にしている漆職人だから、哀生龍よりも神様のことは詳しいかもしれないんだけどね。

主人公とどんどん出番が増えて来ている女子高生が、なんだか徐々にいい雰囲気?
神様の色恋沙汰を読むのは楽しいが、人間の方のそんな雰囲気のシーンはあまり出て来て欲しく無いなぁ・・・




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2016年02月11日

読み終わった本「メタモルフォシス」

メタモルフォシス
羽田 圭介 (著)

(新潮文庫)

映画の賞レースに興味が無いのと同様に、小説の賞レースにも興味が無い。
だから、芥川賞そのものにも興味が無いのだが、この賞を受賞して以来、頻繁にバラエティ番組やクイズ番組で見かけるようになった作者羽田圭介は、やたら興味を引く奴じゃないか!
自分を飾らないというか、変な謙遜もなければ良く見せようと努力する風でもなく、本音や素の姿が駄々漏れしているように見えてしまうのだが、まさか計算されつくした虚像ってことは無いよね?

で、どんな作品を書くの下記になり始め、文庫化されている作品の中から、SM(M男)が題材になっている「メタモルフォシス」を選んでみた。
表題の「メタモルフォシス」とそれよりも前に書いた「トーキョーの調教」の2作が収録されていた。
この2作がどんなジャンルに属するのか、哀生龍はあまり良く分からないのだが、スリリングで滑稽で悲哀も感じさせ、そして楽しく読めてしまった。
スカトロは苦手だが、読んでいて苦痛になるほどじゃなかったから、ちゃんと楽しめた。
主人公の表の姿(職業的な部分)では、「トーキョーの調教」の方が興味を持てる世界だった。

ところで、主だった登場人物の名前がカタカナ表記なのは、この作品の特徴? それとも羽田作品の特徴?
凝った漢字を使う登場人物が出てくることは良くあるが、日本人なのにカタカナ表記といことはあまり出会わない。
何となく、カタカナ表記だと顔が無い没個性キャラのような印象を受けてしまうのだが、そんな彼らが非日常的な世界に真剣に向き合い取り組む様子が、逆に個性的過ぎて目が釘付け。

こんな作品を、哀生龍は通常通り「通勤電車」で読んだ。
ラッシュの電車の中で、間近から覗かれたら・・・・
こんな状況で読むことも、ある種のSM行為か?(苦笑)




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2016年02月06日

読み終わった本「悪魔交渉人 (4) 天使の方舟」

悪魔交渉人 (4) 天使の方舟
栗原 ちひろ (著), THORES柴本 (イラスト)

(富士見L文庫)

まだ4巻目なのに、もう最終巻。
主人公鷹栖晶と、彼の親友だった音井の身体を使っている悪魔。 この2人のやり取りが楽しかったのになぁ・・・
一応ミステリアスな事件の謎解きが毎回あるのだが、それよりも、噛み合っていないようで噛み合っている2人のやり取りが、哀生龍の楽しみであった。
最終話では、音井の中の“秘密が何よりも大好物”の悪魔自身の秘密が明らかに?




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2016年01月31日

読み終わった本「クロノス: 天命探偵 Next Gear」

クロノス: 天命探偵 Next Gear
神永 学 (著)

(新潮文庫)

後回しにしていた天命探偵シリーズを今このタイミングで読み始めたのは、実は、この新シリーズのタイトルに“クロノス”とついていたことと、やっと10/28に文庫本になったことが理由。
更に言うと、次回作のタイトルには“アレス”とついていて、11/27に単行本が発売されたから。
そろそろ読んでおこうかなと。
早く“アレス”も文庫化されないかなぁ~ また1年以上待つのかなぁ~
とにかく哀生龍にとって、“アレス”は物凄く特別な名前で、ついで“クロノス”もセットで重要な名前なのだ。

で、内容は・・・
こん睡状態のままの志乃が見る夢をある機械とシステム“クロノスシステム”で目に見える情報に変換し、公安課内の「次世代犯罪情報室」となった探偵チームが・・・
システム管理の女と、何かと真田を挑発する男が、新たに加わった。

哀生龍はこの挑発男、頭脳明晰&冷淡&超毒舌の非常に扱いにくい嫌な奴、黒野武人のことが大のお気に入りになった。
“八雲シリーズ”の八雲にタイプが似ているからかな?
というよりも、AB型的キャラクターなのがきっとツボに入ったんだと思う。




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2016年01月25日

読み終わった本「フラッシュ・ポイント―天命探偵 真田省吾4―」

フラッシュ・ポイント―天命探偵 真田省吾4―
神永 学 (著)

(新潮文庫)

「天命探偵」シーズン1、クライマックス!
ということで、あるキーパーソンが大変な状態に陥る。
それぞれが悔やんだり詫びたりと、辛気臭い雰囲気になりかかるが、そこを何とか無理矢理な前向き精神と勢いで盛り返し・・・




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2016年01月24日

読み終わった本「ファントム・ペイン―天命探偵 真田省吾3―」

ファントム・ペイン―天命探偵 真田省吾3―
神永 学 (著)

(新潮文庫)

探偵事務所の所長で、真田の父親的存在でもある山縣。 そして探偵事務所の仲間で、真田の姉のような腐れ縁の幼馴染のような存在の公香。
今回はこの2人の過去が・・・
こぢんまりとした探偵事務所で、人手不足で大変そうなところもスリリングな要素の1つではあるのだが、“サポートメンバー”が1人また1人と増えていく(苦笑)
山縣をはじめとする探偵事務所の面々の人柄が、周りの人間をひきつけるというか、巻き込むと言うか。




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2016年01月17日

読み終わった本「スナイパーズ・アイ―天命探偵 真田省吾2―」

スナイパーズ・アイ―天命探偵 真田省吾2―
神永 学 (著)

(新潮文庫)

1作目の依頼者である志乃が探偵チームの仲間入りしたのだが、仲間の1人公香は志乃の態度というか他人行儀で“迷惑かけて申し訳ないという言動”に何かと「そういう態度はやめてよね」といくらかの不快感を示す場面が何度も出てくる。
哀生龍も同じように感じて、とにかく読んでいてイラッとさせられることが多かった。
志乃が罪悪感を滲ませることによって、こっちが何か志乃にそういう言動をさせる悪いことをしたような気にさせられるのも、嫌なのだ。
登場人物ごとに役割が明確で、それが逆に、2作目にして早くもマンネリ感が少々・・・・・
分かりやすいストーリーは、通勤電車の中で読むには持って来いなのだが、もう少し展開が読めないほうが楽しめるんだけどなぁ・・




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2016年01月11日

読み終わった本「タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾」

タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾
神永 学 (著)

(新潮文庫)

神永作品は以前から「八雲のシリーズ」とか「山猫のシリーズ」とか読んでいるので、そろそろこのシリーズも読もうかと。
物語はもちろんだが、登場人物のキャラに魅力があるので楽しくすらっと読めてしまう。
無鉄砲でガキっぽいところがある主役の真田省吾は、“仕事”以上に依頼者に関わってしまうのだが・・・
物語の最初で分かってしまう裏事情もあるが、サスペンスとしての面白さの足を引っ張ることはなかった。




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2016年01月09日

読み終わった本「アラミタマ奇譚」

アラミタマ奇譚
梶尾 真治 (著)

(祥伝社文庫)

日常の中に自然に入り込む不思議な異世界の物語は、梶尾作品の中ではお馴染み。
愛と戦いと絆とダーク・ファンタジーの世界が、映像として目の前に浮かび上がってくるようだった。




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2015年12月30日

読み終わった本「壱里島奇譚」

壱里島奇譚
梶尾 真治 (著)

(祥伝社文庫)

相棒が買った本。
梶尾真治の作品は相棒が好きで沢山持っていて、哀生龍も片っ端から読んでいる。
優しい気持ちになれるファンタジーからハードなSFまで短編も長編もとても読みやすく、ハズレに当たった事が無い。
この作品は、会社を辞めようと考えていた若い商社マンが、常務命令で天草の小さな離島に出張して出会った不思議な出来事だ。
どこかで知っているような導入部から、次第に先が読めない展開に引き込まれ、最後はほっこりとなった。




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2015年12月27日

読み終わった本「こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙」

こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙
田中 啓文 (著)

(実業之日本社文庫)

前作「こなもん屋うま子」の方が楽しめた。
今回は、大阪市長がサブメイン的な立ち位置。
縛りが1つ増えたせいか、少々強引さを感じてしまった。




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2015年12月20日

読み終わった本「こなもん屋うま子」

こなもん屋うま子
田中 啓文 (著)

(実業之日本社文庫)

相棒が買った本。
田中啓文の作品は何作か読んでいるが、どれもちょっと変わったSFで面白かった。
だから期待して読んだ。
最初のうちは主人公の“大阪のおばはん”のキャラや大阪弁に圧倒されてちょっと腰が引けたが、この本の方向性が見えてきたら、リズムに乗ることができた。
やっぱり不思議な雰囲気のあるSFだった。
おまけにオチのあるお笑いでもあった。
短編連作なのだが、それぞれのメインキャラというかゲストキャラの名前がみんな某Gマンのキャラの名前だったから、クスッとなってしまった。





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2015年12月13日

読み終わった本「夜陰の花 華族探偵と書生助手」

夜陰の花 華族探偵と書生助手
野々宮 ちさ (著), THORES 柴本 (イラスト)

(講談社X文庫ホワイトハート)

「華族探偵と書生助手」のシリーズ3作目。
読み始めたそもそものきっかけは、カバーイラストがTHORES 柴本だったから。 というお馴染みの理由。
読んでみたら、主役の1人“華族探偵”こと某華族のご子息であり人気小説家でもある小須賀光のいけずなキャラがなかなかで。
昭和初期の京都という時代背景&場所柄も興味深く、今回もまたすらすらと読めてしまった。




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2015年12月10日

読み終わった本「うちの執事が言うことには (6)」

うちの執事が言うことには (6)
高里 椎奈 (著)

(角川文庫)

気付くともう6作目。
最初に読んだきっかけは、確か“執事がメインキャラなのかな?”と興味が沸いたからだったと思う。
現執事と元執事で現家令と突然父から家長の座を譲られてしまった年若い主人公。
そして彼らを取り巻く良い家柄のご子息ご令嬢と彼らの使える者たち。
毎回事件が起き、それを解決していくのだが、少々事件の起き方(導入部の描き方)がわざとらしく感じてしまうのが玉に瑕。
全体的には、個性的なキャラがたくさんいるから楽しいんだけどね。
特に、執事や使用人達の日常や役回りを垣間見られるのが、他のサスペンス物とは違うところだ。




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2015年12月03日

読み終わった本「バリ3探偵 圏内ちゃん 忌女板小町殺人事件」

バリ3探偵 圏内ちゃん 忌女板小町殺人事件
七尾 与史 (著), けーしん (イラスト)

(新潮文庫nex)

余計なキャラが増えちゃったなぁ・・・ というのが正直な気持ち。
1作目以上に、ドS刑事のキャラが絡んできたような気もする。
圏内ちゃんのスキルだけでは、2作目になると面白味が不足してしまうのかもしれないが、哀生龍にとっては彼女の影が薄くなったような気がしてしまって、少々残念。
事件の大まかな構図は早々に分かってしまうから、そういった点でも、新しいキャラで盛り上げようとしたのかなぁ・・・




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2015年11月29日

読み終わった本「バリ3探偵 圏内ちゃん」

バリ3探偵 圏内ちゃん
七尾 与史 (著), けーしん (イラスト)

(新潮文庫nex)

相棒が買った本。
何が怖いって、ネット世界に知らず知らずに打ちに個人情報を漏らしてしまっている、日常の何気ない行動の実情。
自宅で人と会話せずに稼げる圏内ちゃんが羨ましい。
家から一歩も出ずに、面倒な他人との会話もせずに、自分のペースで生活できるなんて・・・
この本の代わりに、相棒には哀生龍が以前買った「ドS刑事 七尾 与史 (著)」3冊を貸した。




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2015年11月23日

読み終わった本「七時間半」

七時間半
獅子 文六 (著)

(ちくま文庫)

相棒が買った本。
1960年の作品だということで馴染みの薄い文体(言葉遣いやカタカナ遣い)があったのと、関西弁(大阪弁)も多く出てきたのとで、少々読みにくく感じる部分はあったが、物語は面白かった。
東京と大阪を7時間半で結ぶ特急の車内で起きる、恋愛模様と総理暗殺計画の噂を中心とした、コメディ。
当時の国鉄の特急で働く食堂車の人々や接客係の女性乗務員のことが良く分かって、そんな部分も興味深く読めたよ。




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2015年11月17日

読み終わった本「バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴」

バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴
藤木 稟 (著)

(角川ホラー文庫)

このシリーズを読むことになったきっかけは、カバーイラストがTHORES柴本だったこと。
そして、バチカンの神父コンビである主役の平賀とロベルトのキャラが気に入ったことと、神の奇跡や神秘を“科学的に”解き明かしていくところが気に入って、新刊が出るたびに読んでしまう。
謎を解いて犯人逮捕というタイプのサスペンス物とは違って、毎回すっきり解決とは行かないが・・・
今回は、悪魔憑きや悪魔の呪いなどが物語の中心。




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